【第10回関西クラスタ読書会】観光学読書会――本を持って旅に出よう


みなさん、お久しぶりです。関西クラスタです。

新年度も始まって、GWも通り過ぎ、なんなら中だるみし始めた頃でしょうか。

(GW前には、児玉聡さんの『マンガで学ぶ生命倫理』読書会がありましたね! 活動報告はこちら。)

それと同時に、夏休み・お盆休みを前に、休暇の予定を意識し始める頃かもしれません。
今回の関西クラスタ読書会、記念すべき第10回は観光がテーマ
勉強した後だと、旅・観光をする視点も変わるかもしれません。
テーマ本は、
井出明さんが共同編集された

『観光とまちづくり』

聖地巡礼・コンテンツツーリズムの『n次創作観光』(岡本健さん)

 

そしてgenron etc.*
の三つです!
*観光に関する連載だけでも一杯あるんです。
→東浩紀「テーマパーク化する地球」vol.1~、
→速水健朗「よい子のためのツーリズム」vol.5~、
→井出明「ダークツーリズム入門」vol.7~。
収録されている対談などにもツーリズム関連のものは一杯あったりします。
もうすぐvol.8も刊行予定ですね◎
今回の観光学読書会の一つの柱でもあります。
4-2の福島第一原発観光地化に関する提言本と対になる本書は、
原発事故の起きたチェルノブイリ(ウクライナ)への綿密な取材に基づいています。
今まで日本には紹介されて来なかった、現地の活動家やNPO、博物館などへの取材は、
日本におけるチェルノブイリイメージを更新するものであり、
震災後の日本を考える上でも、観光を考える上でも、興味深い本になることは間違いないでしょう。**
(※ちなみに、vol.4-1はGACCOHで直販すます!)
とまぁ、小難しい話はおいて!w
きょうび、引きこもっていたって娯楽にアクセスできるし、地元の友達と遊べる安い場所もある。
そして、遠くの知り合いとコミュニケーションを取る手段だっていくらでもある。
それなのに、どうして私達は、部屋を出て/町を出て、旅に出るのでしょうか。観光に心惹かれるのでしょうか。
今回の読書会・勉強会は、こういう素朴な問いに支えられています。
本を持って旅に出よう!
観光について、色んな角度から考えてみるために、まずはGACCOHに旅行しに来よう!!(←超重要)
旅や観光は、食べ物や写真、社交、消費、顕示、教育……色んな観点がありますが、
今までの関西クラスタ通り、気軽に来て、わいわい議論できたらな、と思います。
そう、これがGACCOH観光地化計画への布石なのです(ΦωΦ)フフフ…
【参加方法】
参加される方は以下のいずれかの方法で参加表明してください。
Twiplaで参加表明する(下の「参加する」ボタンをぽちり)
・twitterで @kansai_ct にリプライを飛ばす
【日時】
2013年6月29日(土) 13:00から
【場所】
GACCOH@京都市左京区(下の地図参照)
*会場費+飲料代として人数に応じて500~1,000円をいただきますのでご了承ください。
【集合時間/場所】
当日は13時までに直接会場に向かうか、場所が分からなくて不安な人は、
12:45までに京阪出町柳駅(2番出口)出てすぐのファミリーマート前に集合してください。
【注意事項】
入退出は自由です。
定期的に休憩を入れます。
飲食の持ち込みは自由です(含アルコール)。
※お茶などはある程度用意しますが、人数も多い可能性もあるので念のため各自ペットボトル飲料や軽食の確保をお願いします。
【プログラム】
 *最新情報は関西クラスタ公式サイトのイベントページをご覧ください
(※先にGACCOHのサイトにて公開されています。)
ふわっとですが、以下の雰囲気で。随時追記していきます。
  • 観光の歴史について(朝永ミルチ
  • n次創作観光(小林勝平
  • 観光とまちづくり(ミルチ
  • ゲンロンエトセトラ(+vol.4-1)(コロンブス
ちなみに、翌日6月30日には、GACCOH小説読書会があります!(宣伝)
早稲田文学などに寄稿している青木淳悟さんの『このあいだ東京でね』が課題本です。
前日28日には、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』販売カウントダウンイベントがある…との噂!
追記。
国土交通省が出している「観光白書」なんと最新年度(平成24年度)版がepubでも公開されています。
全部読むとながいですが、第1部第3章「東日本大震災の影響と復興」だけでも読むべし!(発表でも触れますが)
本を持って旅に来よう!

コメントを残す